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80. 日本最大のクルーズ船が初の海上LNG燃料補給を完了(29 5月2025)

81. 「飛鳥III」にLNG燃料。クルーズ船は国内初。7月20日就航
日本郵船グループの郵船クルーズは12日、来月就航する新造船「飛鳥III」(5万2265総トン)にLNG(液化天然ガス)燃料を供給したと発表した。クルーズ客船へのLNG燃料供給は国内では初めてで、環境負荷に配慮した持続可能なクルーズ運航の実現を目指していく。「飛鳥III」への燃料供給は10、11の両日に横浜港大さん橋国際客船ターミナルで実施した

82. ONE、新造船「シンガポール」。日本建造、広島で命名
邦船3社の定航事業統合会社オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は17日、広島県三原市の今治造船広島工場で新造コンテナ船「ONE Singapore(シンガポール)」の命名式を開催した。今年から来年にかけて竣工する、1万3900TEU型の自社保有船シリーズのうち、日本で建造される第2船。環境性能に優れたコンテナ船として、拡大する同社船隊に加わる

83. 川崎汽船、洋上でCO2貯蔵・圧入。Yinsonと共同開発
川崎汽船は17日、同社の英国子会社KラインエナジーシッピングUK(KLES)とシンガポールの海洋サービス事業者Yinson(インサン)プロダクションが浮体式液化CO2(二酸化炭素)貯蔵・圧入ユニット(FSIU)と液化CO2輸送船(LCO2船)の共同開発に向けた覚書を締結したと発表した。主に欧州域で開発が進められているCCS(CO2回収・貯留)プロジェクト向けにFSIUとLCO2船の成約を目指す

84. 郵船商事・旭タン、バイオ燃料の運用開始。廃食油原料FAME活用
郵船商事と旭タンカーは16日、東京湾内でバンカーバージ船「第28青峰山丸」でのバイオ燃料を使用した運航を開始したと発表した。同船は郵船商事が用船し、旭タンカーが運航する。両社はこの取り組みを3月から行っており、旭タンカーが運航する内航船で最初のバイオ燃料実運用の事例となる

85. 常石造船、“徹底的にひと重視” 従業員の処遇改善と子育て支援を強化 ― 人事制度の改定を実施 ―
86. 船舶産業変革検討会、画期的な造船支援を
国土交通省海事局は19日、第6回船舶産業の変革実現のための検討会を開催した。冒頭、宮武宜史海事局長は中国の建造シェアの増大、米国への日本の造船協力など、造船業を取り巻く現状を概観。「これまで講じてきたGI(グリーンイノベーション)基金、GX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債などを上回る、画期的な支援策をやらなければならない」とし、参加した産官学関係者に日本の造船業の競争力強化、変革に資する検討の深化を求めた。

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