ルール部材計算(CSR)、中央部断面係数計算について
近年、事故の多発等に依りルール改正が行われ以下の船舶には統一構造規則CSRが適用と成る。
(a) ばら積貨物船及び二重船殻油タンカー
 ・ばら積貨物船に対する適用範囲(乾舷長さLLLが90m以上で単船側構造及び二重船側構造)・詳細にはClass NK CSR-B&T編を参照
 ・二重船殻油タンカーに対する適用範囲(乾舷長さLLLが150m以上の二重船殻)油タンカーの定義についてはMARPOL73/78付属書Tの規定による
(b) 航路制限のない自航する船舶
(c) 2015年7月1日以降に建造契約が行われる船舶
本規則(Class NKの場合)は溶接鋼構造であって防撓板パネルで構成される船舶に適用する。船体構造は横隔壁及び桁部材を有する縦式構造又は横式構造としなければならない。

以下にCSR(NK)に依って計算された一例を示す。