NAPAの取組について
令和7年新年を迎えNAPA Designer, NAPA Steel導入し、今年はは当社にとっても、より変革の年と考え3D化を進める決意です。
基本設計では今までIPCA(NKソフト)、NEW SEA BASE(三井系列ソフト)をベースに計算していましたが、IPCAが数年後にメンテナンス終了の情報をNKより入手
それにより、おのずとNAPA Designerに移行を決め、構造関係では船級協会が革新技術の船舶への適用に向かい構造C編の前面改正を行いました。(2023年7月1日以降に建造契約を行う船舶に適用)その結果PrimeShip-Hullを使用し立体モデル承認へ変更が成されました。
・200m以下の船舶に対する猶予−2028年1月1日以降建造契約が行われる
船舶に対し適用となる。
そこで当社も業界全体の進みに合わせNAPA Steelを用い3次元化モデルからPSHへデーターを移行し3D船級承認へと進む設計方向に舵切を決めました。
ただ、今まで同様部分的に頂きます仕事につきましては2Dを基本として進めさせて頂きます。
設計業界としましては、非常に作業量も全体的に少なくなり高齢化も進み廃業をする業者が増えています。
国内建造、国内設計(地産地消)の考え方を重視しなければ日本の造船は近い将来壊滅の危機に瀕すると思っています・・・・・・・・
令和6年2月以降にはなりますが、新C編適用船でNAPA Steel→PSHのご要望が有りましたら弊社までご依頼ください。
船級承認まで行います。
NAPA モデル
499ton ケミカルタンカー
99ton 給油タンカー